エンゼルス大谷翔平投手(25)が23日(日本時間24日)、今キャンプで初めてブルペン入りし、投手としてステップアップした。

チームの全体練習とは別でウオーミングアップを行い、キャッチボール後にブルペンへ。多くのファンが一斉に駆けつける中、立ち投げで4球、捕手が座ってから10球、約1分間のインターバルを入れ、再び10球、合計20球を投じた。球種は全て直球だった。

大谷は一昨年の10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を行い、昨年9月中旬には左膝を手術。その後は順調にリハビリを進め、キャンプを迎えていた。

開幕は打者として指名打者(DH)で出場する見込みで、投手としては5月中旬にメジャー復帰登板となる予定。マドン監督は「(5月中旬の)メドを決めたら、そこから逆算してプランを立てていかないと」とブルペン入りの経緯を説明した。