エンゼルス大谷翔平投手(25)が、昨年9月に受けた左膝の手術以来、初めての実戦に「4番DH」で出場し、2打数無安打1死球の結果だった。第1打席は死球、第2打席は空振り三振、第3打席は遊ゴロで凡退した。

出場後の大谷の主な一問一答は以下の通り。

-第1打席で右腕への死球。肘の感じはどうか

大谷 肘は問題ないですね。ただちょっと(ボールへの)反応が遅かったのでやっぱり距離がイマイチとれてないのかなと思いましたけど。

-肘のプロテクターから外れてる場所か

大谷 いや、プロテクターにかすった。

-ボールの見え方はどうだったか

大谷 見え方というか、距離感がちょっと遅いのかなとは思うので、(死球は)全然よけれる球でした。

-3打席のうちで、この感覚ならいいというのはあったか

大谷 ちょっとは良くなってました。1打席目から2、3といくにつれて。最後の打席も僕的にはしっかり捉えているつもりですけど、ツーシームで(球の)上の方に当たって、ゴロになってしまっているので。そこら辺のバットの軌道とか、最後になるにつれて距離感はよかったと思いますね。

-試合前に秋山と談笑。一緒にプレーした感想は

大谷 まだオープン戦なので、お互い難しいところもあるかもしれないですけど。リーグが違うので、シーズン中にそんなにやるとは思わないですけど、またシーズン中にあいさつできればいいかなと思います。

-強打者のトラウト、レンドンが前にいて、4番という打順で打った

大谷 個人的にそんなに気にしていないですけど。チームの打順の回りとしては左打者がそんなに多くないので。そこで真ん中辺を打つっていう、ワンポイントつなげるかどうかがすごい大事かなと思うので。一塁にいる時は、しっかり長打でかえせるっていうのがまず1つかなと思います。