エンゼルス大谷翔平はオープン戦で出場2試合連続のノーヒットとなった。27日(日本時間28日)のパドレス戦に「4番DH」で出場。2打席連続の空振り三振を含む2打数無安打1四球で、快音は聞かれなかった。

第1打席では左腕モレホンの97マイル(約156・1キロ)の内角高め直球に振り遅れ、第2打席は右腕ベアラクラの92マイル(約148・1キロ)の外角直球にタイミングが合わなかった。25日のレッズ戦では右足を上げる新打法を3打席のうち2打席で試したが、この日は3打席とも右足を上げずにすり足気味でステップ。前回の出場後に「どっちもやっていく中でいろいろ気付くこともある」と話したように、打ち方の引き出しを増やすために試行錯誤を続けている。

1年目のオープン戦では打率1割2分5厘と苦しんだが、開幕直前にノーステップ打法に変更して対応した。3月26日の今季開幕まで約1カ月。まだ時間はある。(テンピ=斎藤庸裕)