マリナーズ菊池雄星投手(28)が、オープン戦3試合目の登板で、3回無安打無失点2四球5奪三振と、快投を演じた。

1回は、空振り三振、四球、三ゴロ、四球、空振り三振で無失点。

2回は、二ゴロ、遊ゴロ、見逃し三振。

3回は、遊飛、空振り三振、見逃し三振。

球数は48球。

最速は96マイル(約154・5キロ)。

今オフは、球速アップを目指してフォームを改良。速球の威力が増し、145キロ以上の高速スライダーなど変化球のスピードもアップした。

登板後は「3球種(速球、スライダー、カーブ)で三振も取れてカウントも取れたのは、すごく大きな要素。1個1個のボールは、いいボールがいっている。この時期にできているというのは、いいことだと思います」と淡々と振り返った。【四竈衛】