エンゼルスが、新型コロナウイルス感染の可能性を危ぶむ事態になった。13日付のESPN電子版によると、NBAの元トップスターでテレビ解説を務めるチャールズ・バークリー氏(57)が感染の疑いで検査を受けており、体調を崩す直前の今月2日にエ軍キャンプ地を訪問しているため。

同氏は現在、自身の判断で隔離措置を取っており、検査の結果を待っている。エ軍キャンプ地を訪れた際には、選手たちと長時間を一緒に過ごしたという。訪問時の同氏は大リーグ公式サイトで大谷について「実際に二刀流ができれば本当にすごいこと。『肘の状態はどう?』って聞いたよ」と話しており、大谷とも接触した模様だ。

同氏が陽性の場合、大谷も含め多くの選手が濃厚接触者になる可能性がある。エ軍のエプラーGMは「今のところ選手やスタッフは誰も、発熱等の症状が出ていない。CDC(米疾病対策センター)とMLBから具体的な指示がくるのを待っている」と話している。