新型コロナウイルスの感染拡大を受けて飲食店や学校が閉鎖となり、仕事を失う人も出ているなかで、カージナルスのデクスター・ファウラー外野手が、家族と住むネバダ州ラスベガスの人々の力になろうと食料援助を始めている。MLB公式サイトが伝えた。

ファウラーは23日にツイッターで「食料こそが最も基本的に重要なもの」と述べ、「特に子どもたち、高齢者、退役軍人、一時解雇となった労働者」への食料支援が必要だとコメント。非営利のフードバンク「Three Square」が、こうした人々への食事提供を続けられるよう支援してほしいと綴った。

ファウラーは「1ドルでも構わない」として、「もし寄付ができるようであれば、お願いします。みなさんの支援がかつてないくらいに必要となっています」と、指定のリンクを通じて寄付を呼びかけている。

なお、同選手は寄付をしたらスクリーンショットを撮って自分にツイートしてほしいともコメント。「抽選で数人に何かいいもの」をお礼としてプレゼントしたいと語っている。