新型コロナウイルス感染拡大で開幕を延期しているMLBと選手会が、今季のシーズン開催概要について合意に近づいていると、25日付のESPN電子版が伝えた。両者ともに全162試合の開催は難しいと認識し、必要ならレギュラーシーズンを10月まで、ポストシーズンを11月に行うことで合意に向かっている。ポストシーズンが11月になる場合は、温暖な地域など中立地で開催するシナリオも検討中。可能な限り多くの試合をこなすため、週2度までダブルヘッダー開催を受け入れると、複数の選手が話しているとも伝えた。

開幕時期は6月上旬を目指しているが、7月以降にずれ込む可能性についても協議。開幕前には再びキャンプを行うが、期間を短縮し、調整が不十分な投手の負担を減らすため、今季に限り26人の選手登録枠を拡大する可能性も検討しているという。