元ヤンキースのCC・サバシア氏が25日、妻のアンバーさんと共に、ニューヨーク州ブロンクスで食料品配達支援を行った。MLB公式サイトが伝えている。

現在ニューヨークは新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために封鎖されており、食料支援の重要性が叫ばれる状況にある。こうしたなか、オンライン食料品店「FreshDirect」は地元企業や団体と連携し、州内の5区へ食料品を配達。ほとんどが常温保存が可能なものだという。

サバシア夫妻はこのプロジェクトに協力を申し出ており、この日はブロンクスの学童保育施設へ食料品の配達を行う手伝いをした。サバシア氏は「ブロンクスの学校や学童保育が閉鎖となり、こうした場所で日々食事の提供を受けている非常に多くの子どもたちが、大変な影響を受けている」とのコメントを残した。

同氏は、ブロンクス区長および「FreshDirect」と連携していることを明かし、「こうすることで、地域の家族が食事に対して抱いている不安を解消し、困っている人々に必要な栄養を届けられることを願っている」と話している。