新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されている中、MLBと選手会の間で合意していた選手に支払われる5月24日までの60日分の一時金の金額が、1人当たり最大28万6500ドル(約3010万円)になると31日、AP通信が報じた。

40人枠に入っている選手らが対象となる。金額は年俸などによって4段階に分かれ、エンゼルス大谷は2番目に多い6万ドル(約630万円)。大谷の同僚トラウトのように年俸3600万ドル(約37億8000万円)の選手からすると、28万6500ドルは約0・8%。シーズン中止の場合、追加の報酬はない。

また、MLBはマイナー選手に対する補償期間の延長を発表。当初は開幕前日の4月8日だった期限を5月31日、またはそれ以前の公式戦開幕日までとした。選手には1人当たり週400ドル(約4万2000円)の手当が支払われる。