MLBは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年ドラフトを前に、これまで禁止されていたアマチュア選手との電子機器を介したコミュニケーションや、データや映像などの情報収集を行えるように制限を緩和することが分かった。米ESPNが報じた。

MLBは3月中旬、各球団に対してスカウト活動の停止を命じていた。しかしESPNは4日にリーグから各球団へ送られた活動制限の緩和を通知する文書を入手したという。

MLBとMLB選手会はことしドラフトを実施することで合意に達しており、各球団は新型コロナの影響があるなかでスカウト活動の調整を余儀なくされている。

制限の緩和によって、これからは電話、電子メール、テレビ会議などで選手やアドバイザー、指導者、トレーナーらと接触することが許されるようになる。

また、近年一般的になってきた、神経発達系の評価テストなどを受験するよう選手に求めたり、データや映像などを収集することもできるようになるという。