19歳の大学生が、昨季メジャーの試合ではどの投手も記録しなかった105マイル(約169キロ)の速球を記録し、話題となっている。MLB公式サイトはツイッターにアップされた動画を紹介するとともに「まばたきをしないように。見逃してしまうから」と“注意事項”を記した。

動画ではテキサス州のサンジャシント短期大学に通う左腕ルーク・リトル投手が速球を披露しており、画面には「105マイル」との数字が。あくまでブルペンでの練習時のものであり、メジャーが導入している解析ツール「スタットキャスト」の測定によるものではないが、衝撃の球速を見せた。

カージナルスのジョーダン・ヒックス投手は、2018年5月20日のフィリーズ戦でぴったり105マイルを記録しているが、メジャーの試合でこの数字がマークされたのはこれが最後。リトルはドラフト候補の上位150人からは外れているものの、左腕ではトップの候補者であり、同サイトは「打者は用心せよ。リトルがやってくる」と呼び掛けている。