新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、ダルビッシュ有投手が所属するカブスが、従業員の給与カットに踏み切る意向であることが分かった。また、パイレーツは6月1日から給与カットに加え、一部従業員を一時帰休とする。

情報筋の話によると、カブスでは編成本部長であるテオ・エプスタイン氏とクレーン・ケニー営業本部長が最大の減額となるもよう。そのほか、従業員の8割が2割以下の給与カットとなる。ただし、カブスは6月末まで一時帰休を実施する予定はないという。

一方、パイレーツは営業本部の一部従業員を6月1日から一時帰休に。球団社長のトラビス・ウィリアムズ氏は編成部門を含む残りの従業員については、来月頭から給与をカットすると述べた。同球団の幹部はすでに、年末までの給与の一部を自主返納することに合意している。(AP)