タイガースを保有するイリッチ・ホールディングスは今週、従業員、顧客、ファン、ゲスト、コミュニティーへの寄付などのために1日6万枚のマスク製造事業を開始した。MLB公式サイトが伝えている。

イリッチ・ホールディングスは今回の事業のために、保健当局などの厳しいガイドラインを遵守したマスク製造専門の施設を2カ月足らずで設置。タイガース関係者を含むほとんどの従業員が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて3月中旬から自宅にとどまっていたが、社内でマスク製造を行うことで仕事再開の手助けにもなる見込みだという。

その一方で、タイガースのスポークスマンによると、復帰に不安を抱える場合は全従業員の仕事再開が決まるまで自宅待機が許されているそうだ。