今年のMLBドラフト会議が終わった翌日の12日、米CBSスポーツは早くも来年の全体1位指名候補をピックアップした記事を掲載。元メジャーリーガーのアル・ライター氏を父に持つジャック・ライター投手(バンダービルト大)などが取り上げられた。

右投手のライターは、メッツなどで19年間プレーして通算162勝を挙げた元球宴左腕アル・ライター氏の息子。19年にヤンキースから20巡指名された際はこれを拒否して進学した。身長は180センチ台前半とやや小柄だが、150キロ台後半の速球にカーブ、スライダーを持つ本格派だという。

そのライターのチームメートであるクマル・ロッカー投手も全体1位指名候補。2019年のNCAAトーナメントではデューク大相手に19奪三振でノーヒットノーランを達成した実績がある。ライターに比べれば体格に恵まれているが、緩急や制球が課題と評されている。

そのほかでは、マット・マクレーン遊撃手(UCLA)、エイドリアン・デルカスティーヨ捕手(マイアミ大)、ジェイデン・ヒル投手(ルイジアナ州立大)が候補に挙げられている。