大リーグ機構(MLB)が19日、選手会に対し、今季開催は60試合を上限とし、それ以上の交渉に応じる考えがないことを通達した。

マンフレッド・コミッショナーが17日に60試合の開催案を選手会に提出。翌18日に選手会から70試合開催の対案が出されていた。

選手会はこの通達を受け、文書で「我々は近日中に役員会を開き、対応を決める。何よりも重要なのは、選手が可能な限り早い時期の野球再開を目指しているということ」と声明を発表。複数の米メディアによると、選手会は役員会で60試合開催を受け入れるか否かの投票を行う予定で、拒否する見通しが高いという。その場合はマンフレッド・コミッショナーの権限で、50~60試合の今季開催を強行決定する可能性が高まる。