エンゼルス大谷翔平投手が3日(日本時間4日)から再開するキャンプで、投打の二刀流としてスタートする。

6月30日(同7月1日)、メディアの電話取材に応じたエプラーGMが改めて明言。「注意深く見ていく。ライブBP(実戦形式の投球)は多くやっているが、少しずつ強度を上げて、試合を想定していきたい」と、日々の状態をモニタリングしていく方針を示した。

3月中旬に開幕延期が決まって以降、大谷は本拠地エンゼルスタジアムで調整を継続。5月下旬には打者相手の投球練習を再開するなど徐々にギアを上げ、7月下旬に決まった開幕から二刀流で復活できる見通しとなった。エプラーGMは「マウンドに立ち、そのままキャンプをやり通してもらいたい」と期待した。

前日29日には、ラジオ番組でマドン監督が左腕ヒーニーを開幕投手に指名。大谷は先発3番手以降となる見込みだ。右肘のトミー・ジョン手術から約2年ぶりとなる復活マウンドは、着実に近づいている。