メッツは3日にシーズン開幕に向けたキャンプを開始するが、打撃コーチを務めるチリ・デービス氏(60)はリモート勤務を続ける予定であることが分かった。

米「ニューヨーク・ポスト」紙が最初に報じたもので、デービス氏は新型コロナウイルスに感染してはいないものの、同ウイルスを警戒しての措置だという。ルイス・ロハス監督は2日のビデオ会見で「彼がいつ合流するかはまだはっきりしていない」と述べた。デービス氏の代役は打撃コーチ補佐のトム・スレーター氏が務め、マイナーリーグの打撃コーディネーターであるライアン・エリス氏が補佐に回るとのこと。

同監督は「チリとは常に連絡を取り合っており、実際に毎日話をしている。彼はコーチ陣ともコミュニケーションを取っている」とコメント。デービス氏には素晴らしい知識と経験があるとし、「彼は離れて勤務することになるが、われわれは彼の存在を感じながら仕事をすることになるだろう」と、問題はないとの考えを示した。(AP)