ヤンキース田中将大投手(31)が、4日(日本時間5日)、右後頭部付近に打球を受けて練習を取りやめた。

米メディアが撮影した映像によると、ヤンキースタジアムで行われた実戦形式の練習に登板した際、スタントンのライナーが頭部を直撃。マウンド上で倒れた田中は、数分後に立ち上がり、トレーナーらに付き添われながら一塁側ダッグアウトへ引き揚げた。

ヤンキース広報部によると、意識はあり、自力で歩行できるものの、検査を受けるため、ニューヨーク市内の病院へ向かった。

ブーン監督によると、病院へ向かう前の段階では、脳振とうの症状が見られたものの、CTスキャンの結果、異常は見られず、症状も回復へ向かっているという。

その後、病院から帰宅したことが発表された。

今後は、MLBの脳振とうに関するガイドライン(通常は最低7日間)に従って復帰プランを進める見込みだ。

田中は自身のツイッターを更新。「ご心配をおかけしております。患部に痛みはありますが、それ以外は元気です。出来るだけ早くまた、マウンドに上がれるように頑張っていきたいと思います。」とメッセージを送った。