ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は5日、昨年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたパブロ・サンドバル内野手(33)について、今月の今季開幕までにコンディションが整うと述べた。

「カンフーパンダ」の愛称で知られるサンドバルは、身長約180センチ、体重約122キロの巨漢ながら、塁から塁へと身軽に動き、スイッチヒッターとして活躍してきた。ただ、約5カ月前に行われたアリゾナ州での春季キャンプ中に比べ、明らかに体重が増しているとインターネットなどで話題となっている。

キャプラー監督はサンドバルの今季の役割について、「これまでにこの街、コミュニティーでやってきたことと同じ。前向きなエネルギーを与え、長打を放ったり、鋭い当たりを打ってきたし、今もできると私たちは確信している。この短期間でそれをすでに証明した」などと述べ、「彼は健康であることを示している。それが一番大切なことだ」と続けた。(AP)