マリナーズのベテラン内野手カイル・シーガー(32)は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにサマーキャンプで常時マスクを着用し、若手の手本となっているようだ。

シーガーは7日に「このウイルスから自分とチームメートを守らなくてはならないことはみんなが理解しているし、感染を拡大させたくないと思っている。マスクをすることがその役に立ち、今季を開催することができるなら、それこそがみんなの望んでいることだと思う」と語った。

再建中のマリナーズは非常に多くの若手選手を抱えており、家に妻と3人の子どもが待つシーガーは数少ない年長者。家族を守らなくてはならないこともあり、チームを可能な限り安全に保つことが重要だと声を上げ続けてきた。

スコット・サービス監督はチーム内での感染を防ぐにはおそらく、フィールドを離れたところで選手やスタッフがどう行動するかにかかっていると述べ、「数少ないうちのベテラン選手たちは、今回のことを真剣に考えなくてはならないと、チームメートに何度も伝えている。ベテラン勢の多くにはすでに家庭があり、彼らは家に帰って子どもたちに会いたいと思っているからね」と話した。(AP)