インディアンスのフランミル・レイエス外野手(25)が9日、マスクを着用せずにプライベートの集まりに参加したことについて、チームを危険にさらしたとして謝罪した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、インディアンスは選手たちに、チームメート以外との接触を極力避けるよう通告。だが、レイエスは4日にプライベートでのパーティーに参加する様子がソーシャルメディア上で指摘され、その際にマスクを着けず、社会的距離も保っていなかったことから、球団側は同選手をほかの選手やスタッフから“隔離”する策を講じた。

2度の再検査を受け、チームの医療スタッフからゴーサインが出たレイエスは、8日にフィールドに戻り、サマーキャンプをこなすチームメートに合流。今回の措置について「球団側は選手たちを守らなくてはならず、正しいことをした」と話し、「自分自身とチームメートを感染から守らなかったことを、心から謝罪する。今回のことで学習した。もう二度とこのようなことはしない。練習を止めたくない。本当に申し訳なく思う」と述べた。

レイエスはさらに、外出時には安全対策を講じることが本当に重要だとし、「周囲には今季に向けて100%の力を出そうと準備しているたくさんのチームメートがいるのだから、自分のことだけを考えていてはいけない。僕が4日に取ったような行動は、本当にリスクの高いことだ。心から謝罪し、二度としないと誓う」と反省の弁を述べた。(AP)