13日(日本時間14日)に紅白戦のマウンドに上がったエンゼルス大谷翔平投手(26)は、直球の球速が94~96マイル(約151~154キロ)をマークしていたことが明らかになった。

14日(同15日)、キャロウェー投手コーチは、前日に登板した大谷ついて「現在の状態に非常に満足している。素晴らしい修正をして、安定感もあった。投げていた球はすごく良かった」と高く評価し、球速は「94~96の範囲にいる」と話した。

大谷は右肘の手術後初の実戦登板となった7日の紅白戦で、3イニング相当、50球で7四球とストライクが入らなかった。だが、前日の登板では4イニング相当、64球で5四死球と改善され、きっちり修正した。

開幕まで残り10日。調整期間は少ないが、マドン監督は「我々のローテーションの一部」と明言。開幕から投打で起用していく考えを示した。