MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは1日、APの取材に対し、リーグが新型コロナウイルスにより中断せずにレギュラーシーズンとポストシーズンを戦い抜けるとの認識を示した。ただし、全60試合を消化できないチームが出てくる可能性を挙げ、プレーオフ進出決定に際しては勝率をもとに決定するかもしれないと示唆した。

また、感染者が少なくとも18選手に達し、今週の試合が中止となったマーリンズに関しては、どの選手が感染源になったか追跡できていると明らかにした。

「全員がやるべきことをやれば、試合を継続し、信頼し得るシーズンを送り、ポストシーズンを終えることができる」と、マンフレッド氏はコメントした。

今季のレギュラーシーズンが開幕して1週間半余り、ここまでウイルス感染により中止となった試合数は17を数え、ブルワーズのロレンゾ・ケーン外野手など、出場辞退を表明した選手は2人増えた。(AP)