エンゼルス大谷翔平投手(26)が、二刀流続行への思いを明かした。5日(日本時間6日)、マリナーズ戦前にZoomで会見に臨み、野手と投手の継続について「可能性があるならやりたいと思ってますし、それを含めてエンゼルスにとってもらったので。まずは投げられるようにもう1回頑張りたいと思ってます」と心境を語った。

2日(同3日)のアストロズ戦で1回2/3を投げ、5四球2失点で降板。登板後、右腕の違和感でMRI検査を受け、右腕の屈筋回内筋の炎症と診断された。登板中、2イニング目の最後の打者で球速が89・1マイル(約143キロ)まで落ちたことについては「張りはありましたね。ただ97を出している段階でも、そんなに腕が振れていない感じはあったので、97マイルでも90マイルぐらいでも感じ的には変わらなかったかなと思います」と、マウンド上での状況を明かした。

会見中には笑顔も見せた。米メディアから日本での人気は変わらないのかと問われ「どうですかね。そんなに人気ないですよ」と笑った。昨年と同様、打者専念のシーズンとなるが「残り試合数もありますし、頑張りたいなと思います」と意欲を示した。【斎藤庸裕】