右腕屈筋回内筋群を損傷し、今季登板が消滅したエンゼルス大谷翔平投手の投手復帰について、キャロウェー投手コーチが高い期待を寄せた。

8日(日本時間9日)、Zoomで取材に応じ「自信を持って投げられるという感覚を繰り返し得ること。打者や捕手のフィードバックで得たものを信頼し、本当に状態がいいと理解できれば、投げたいように投げられる。誰もが通る過程」と説明。「痛いロス」と嘆きつつ「彼はいつかサイ・ヤング賞を争えるようになる」と前向きに話した。

大谷はレンジャーズ戦に「4番DH」で出場し、4打数無安打2三振。2日前のマリナーズ戦では本塁打を放ったが、マドン監督は「(打撃の状態が)同じではない。なぜかは分からない。その時のように戻さないといけない」と振り返った。