エンゼルス大谷翔平投手(26)が、7イニング制のダブルヘッダー2試合に出場し、6打数2安打2打点の結果だった。打率は1割8分3厘となった。

持ち味の俊足を生かした。「4番DH」で出場した2試合目の第2打席、3回無死の先頭で右腕スニードと対戦。4球目、高めの92・6マイル(約149キロ)のカットボールはボール球だったが、バットに当てて二塁ベース左へゴロで運んだ。守備位置を変えていた三塁手の正面だったが、大谷は全力疾走で一塁を駆け抜け、セーフとなった。

その後、1死一塁から二盗を成功。今季3つ目の盗塁を決めた。

リードを4点に広げた6回無死一、二塁の第4打席は、フルカウントからの8球目、外角低めの93・9マイル(約151キロ)の直球をストライクと判定され、見逃し三振を喫した。この判定にマドン監督が猛抗議し、退場を宣告された。

7回の第5打席では右腕ビアジーニの92・7マイル(約149キロ)のシンカーを捉え、右中間への適時二塁打。2点追加し、リードを8点に広げた。

ダブルヘッダーの第1試合は1四球を含む3打席で2打数無安打だった。チームは2試合目に勝ち、連敗を3でストップ。今季10勝22敗となった。

なお、26日に予定されていたアストロズ戦はテキサス州に接近しているハリケーンの影響で中止となり、9月5日に延期。エンゼルスの本拠地でダブルヘッダーで行われる。