ドジャースは3回、コディ・ベリンジャー一塁手兼中堅手が放った10号2ランにより、チームの1カ月での本塁打記録を57に。ブレーブスが昨年6月に打ち立てた56本というナ・リーグ月間最多本塁打数を上回り、新記録を樹立した。

8月最後の試合となったこの日、ドジャースは初回にコリー・シーガー遊撃手が9号ソロで先制すると、2回にはウィル・スミス捕手が4号ソロで加点。ベリンジャーの2ランで引き離すと、その後2失点したものの勝利を手にし、シリーズを制した。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、今季ナ・リーグでも指名打者制度が導入されたことから、記録自体にはさほど関心を寄せていない様子で「良い球を狙ってスイングしたという副産物に過ぎない」と述べた。それでも「うちのラインアップの才能を見れて素晴らしいね」と満足感を示した。

このシリーズを2勝1敗で勝ち越し、開幕からシリーズ12連勝としたドジャース。ロバーツ監督は「シリーズ初戦で敗れようが、われわれは毎試合を勝ちにいっているし、チーム内に混乱はない。したがって、目標はシリーズ連勝を続けること。いつまでもそれを続けることだ」と語った。(AP)