カブスは30日に、レイズとのトレードでホセ・マルティネス内野手(32)を獲得した。レイズは見返りに選手2名または金銭を手にしている。

一塁手のほか、外野手もこなせるマルティネスは、2016年にカージナルスでデビュー。同球団で4年を過ごした後、今年1月にトレードでレイズ入りしていた。キャリア最高の成績を挙げたのは18年で、152試合出場で17本塁打を含め打率3割5厘、83打点。今季はここまでレイズで24試合に出場し、2本塁打を含め打率2割3分9厘、10打点としている。

カブスのデービッド・ロス監督は「攻撃のメンバーが加わって選手層が厚くなり、チーム力の良い強化になる。トレードの期限に優秀な選手を手にできるというのは、いつだって良いものだ」とマルティネスの加入を歓迎。「彼は右腕からも打てるが、左腕に強いので、大きな助けになるだろう」と指名打者としての活躍に期待を寄せた。(AP)