ヤンキース田中将大投手(31)が、5回1/3を6安打4失点(自責2)1四球5奪三振の内容で、今季2敗目(1勝)を喫した。

初回、先頭打者にバント安打を許した後、2番スチュワートに先制2ランを喫した。その後、安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を冷静に打ち取った。

2回から5回までは無失点。

6回、三塁失策と安打で1死一、二塁となったところで交代。救援投手が2走者を返し、田中の失点となった。

球数は今季最多の95球(ストライク66球)。

防御率は3・38。

主力に故障者が続出しているヤンキースは、打線に元気がなく3連敗。

試合後の田中は「本塁打を打たれましたが、何とかアジャストした。我慢して粘って投げられたのはよかったと思います」と冷静に振り返った。

過去18試合で13敗と下降しているチーム状態については、「全部力を出し切って、自分たちで状況を変えていくしかない。最後まで戦う姿勢を見せることが大事」と、力強く話した。