インディアンスは、シェーン・ビーバー投手が5回を投げて5安打1失点、1四球10三振と好投。ここまでメジャートップの三振数を誇る同投手は、これで今季6度目の2桁三振を奪い、7勝目(無敗)を挙げた。

そのビーバーにとって、この試合で最も印象に残ったのはホセ・ラミレス三塁手の見せた“レーザービーム”だったという。ビーバーは初回、1死の場面でケストン・ヒウラ二塁手にヒット性の当たりを許すが、ラミレスがバックハンドで捕球するとバランスを崩しながらも瞬時に一塁へ送球。強肩ぶりを披露してヒウラを刺した。

ビーバーはこのシーンについて「もう50回くらいはリプレーを見たと思う。信じられなかった」とコメント。「見ていて楽しかったよ。彼が三塁にいてくれるというのは、素晴らしいことだ。それでああいうプレーをしてくれたり、野球を楽しむ姿を見せてくれたりね」と語った。

インディアンス5番手のブラッド・ハンド投手は9回に登板し、1安打無失点に抑えて11セーブ目。これでキャリア100セーブに到達した。(AP)