エンゼルスのアルバート・プホルス内野手(40)が2-3で迎えた8回に左翼席上段へ特大の逆転2ラン(今季4号)を放ち、ウィリー・メイズに並ぶ歴代5位の通算660号本塁打を記録した。

プホルスは「ウィリー・メイズと並んで自分の名前が記録に残るなんて、信じられない。ひたすら恐縮する」とコメント。8月4日以来の本塁打を仲間から盛大にたたえられ、「チームメートには『ついに1発が出たよ』と話した」と明かした。

エンゼルスのジョー・マドン監督は「記録がかかっていることは誰もが分かっていた。彼がホームランを打った時は、まるでサヨナラ弾が生まれたような雰囲気になったね。誰もが大喜びだったよ」と話した。

これでロッキーズとのシリーズを2勝1敗と勝ち越し、ロードでの6連戦を3勝3敗で終えたエンゼルス。同監督は「彼にとってもわれわれにとっても、完璧な瞬間だった。これで今後数日間はチームの士気が上がるだろう」と、15日から始まる本拠地での7連戦を見据えた。(AP)