本来の調子を取り戻してきたレッズ秋山翔吾外野手(32)が「1番左翼」で出場し、両軍唯一の得点となる値千金の決勝打を放った。第2打席には四球を選び、4打席で2回出塁。3打数1安打1打点1四球で、打率は2割3分9厘となった。

両軍無得点で迎えた5回2死一、三塁の第3打席、カウント2-2からの6球目。内角高めの時速151キロの速球を、コンパクトなスイングで左前へ運び、先制点をたたき出した。

   ◇    ◇    ◇

▼秋山が勝利打点(V打)。日本選手がスコア1-0の試合でV打をマークしたのは、04年松井稼(メッツ=本塁打)09年イチロー(マリナーズ=本塁打)11年西岡(ツインズ=投ゴロ)14年青木(ロイヤルズ=中前安打)に次いで5度目。秋山は西武時代の16、17年にも記録している。