ヤンキースのエリック・クラッツ捕手(40)が、1-13の8回裏に登板した。

先頭打者を129キロ直球で遊ゴロに仕留めたが、続くジャンセンに得意のナックルボールを左中間に打ち込まれた。それでも後続2人を打ち取り1回1安打1失点で役目を終えた。この日は全17球のうち9球がナックルだった。

クラッツは20日のレッドソックス戦でも登板。マルティネスに直球を本塁打され1回1失点だった。

同捕手は02年、ドラフト29巡目指名(全体866位)でブルージェイズ入り。10年にパイレーツでメジャーデビューを果たした。打者としては31本塁打を放っている。昨年行われた「プレミア12」には米国代表で出場。ベストナインに選出された。投手デビューはアストロズ時代の16年。ブルワーズ時代の18年にも登板しており今回が7試合目。通算で7イニングを投げ10安打6失点(自責4)、防御率5・14で3三振を奪っている。