6年連続でプレーオフ進出を逃したエンゼルスの主砲、マイク・トラウト外野手(29)は26日、「負けるのは好きじゃない。フラストレーションがたまる」と心境を明かした。

同選手は2011年にメジャーデビューして以来、ポストシーズンを戦った経験は14年の1回きり。

負ければポストシーズン進出の夢が断たれる25日の試合で、トラウトはドジャースのクレイトン・カーショー投手からプロ入り以来初めて本塁打を放ち、エンゼルスにリードをもたらしたものの、投手陣が逆転を許して5-9で敗れた。

今季はジョー・マドン新監督を迎え、アンソニー・レンドン三塁手も獲得するなど補強の手を打ったエンゼルスだが、新型コロナウイルス感染拡大を受けてシーズンが短縮に。エンゼルスは開幕からの37試合で25敗するなど、スタートで出遅れた。

「フルシーズン戦えていたら、筋書きは変わっていたかもしれない」とトラウトは語った。

マドン監督は、「(ポストシーズンに進めないことが)今後しばらく起きないように、選手たちに奮起を求めたい」とコメントした。(AP)