カブスのダルビッシュが、今季1試合を残して8勝のナ・リーグ単独トップを守り、日本投手初の最多勝を確定させた。

7勝の2投手ら後続が残り試合で上回る可能性が消えたため。ダルビッシュにとって、最多勝は日米通じて初。メジャーでは、13年の奪三振王に続く2度目のタイトルとなる。またチームは、この5年で3度目、3年ぶりの地区優勝が確定した。26日のホワイトソックス戦には敗れたが、同地区のカージナルスが負けたため。決まった瞬間は、試合中のベンチで、選手がハイタッチで祝福した。ロス監督は「選手たちは多くのことを乗り越えて頑張った。誇りに思う」とねぎらった。