ツインズがプレーオフで球団史上最悪となる17連敗を喫した。北米の主要スポーツにおけるポストシーズンの連敗成績ではNHL(ナショナルホッケーリーグ)のブラックホークスと並んでいたが、これを超える不名誉な結果となった。

ツインズでは、先発の前田健太投手が5回2安打無失点と好投。チームも3回に先制点を奪い、6回まで相手を封じていた。だが、7回に同点とされると、9回にはエラーも響いて満塁に。5番手のセルジオ・ロモ投手がホセ・アルテューベ二塁手に四球を与えて押し出しで1失点すると、後続のケイレブ・シールバー投手がマイケル・ブラントリー指名打者に適時2点打を打たれて屈した。

プレーオフで最後に勝利したのは2004年10月5日というツインズ。ロッコ・バルデリ監督は「今日起きたことはどこかで拭い去らなくてはならない。明日は、準備をしっかりしてフィールドに立たなくては。球団には多くの選手がいるが、大部分の選手はツインズの歴史のことはまったく知らないだろう」と気持ちを入れ替えていた。(AP)