インディアンス先発のシェーン・ビーバー投手が、9安打7失点と大乱れし、4回2/3で降板する事態となった。

レギュラーシーズンでは先発12試合で8勝1敗、防御率1・63をマークし、今季サイ・ヤング賞最有力候補の1人でもある25歳ビーバーだったが、初回にアーロン・ジャッジ右翼手に先制2ランを許すと、3回と4回に計3本のタイムリー、5回にはグレイバー・トーレス遊撃手にも2ランを打たれた。

ビーバーは、「初回が予定通りにいかなかった。自分で状況を悪化させ、それに加えてベストな球を投げられずミスをしたことでひどいカウントとなった。言い訳はしない。良くなかった」と振り返った。

一方、ヤンキースで先発したゲリット・コール投手は、7回を6安打2失点、無四球、13三振の快投。「シリーズに向けて良い雰囲気を作る必要があった。マウンドに立てたことを心から感謝しているし、光栄。投げられて本当に良い気分だ」と述べた。(AP)