エンゼルスのジョン・カルピーノ球団社長が、大谷翔平投手(26)の二刀流継続について言及した。

9月30日(日本時間10月1日)、ジョー・マドン監督(66)とともにメディアのZoom取材に応じ、今シーズンの振り返りや、新しいゼネラルマネジャー(GM)についての今後の構想を語った。

大谷の二刀流を全力でサポートするかどうかについては「Yes」と答えながら、「我々の根本的なゴールは何かということを考えるために、彼とも話し合う必要がある。どうやってチームを向上させるか。それは、翔平のゴールでもある。チームのために何ができるかについて、彼は考えると思う。我々も、彼のマルチタレントを有効にする最善の策を考えないといけない」と話した。

メジャー1年目の18年シーズン途中で右肘を故障し、同年10月にトミー・ジョン手術を行った。今季は投打の二刀流で復活したが、再び右腕を故障し、2試合の登板に終わった。

今季を含めた3年間を振り返り、同社長は「素晴らしい。彼のような選手がいてくれて我々は幸運に思う。ケガをしてしまったことは不運だったが、それは試合ではあること。翔平は特別な野球選手」と評価した。