カブスが初戦を落とした。1点リードの7回1死から、マーリンズが3ラン、2ランを含む5連打で一挙5点。好投の先発ヘンドリックスが力尽き、2番手ジェフレスも止められなかった。

ワイルドカードシリーズは2勝で勝ち抜けとなるため、カブスは後がなくなった。10月1日(同2日)の第2戦に、中5日で先発するダルビッシュ有投手(34)に命運が託された。マ軍とは今季初対戦となる。

ダルビッシュはブルペン入りし、カットボールなどの球筋を確認し前日調整。オンライン取材に応じ「体調はレギュラーシーズンと変わらず、悪くないと思います。結構走ってくるし、バントや盗塁をしてくるので、しっかりと気をつけたいと思います。1試合1試合、普通のシーズンと同じようにやっていけば問題ないと思います」と、淡々と話した。

今季は12試合に先発し、8勝(3敗)を挙げて日本人メジャーとして初となる最多勝のタイトルを獲得した。