ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、5日に始まるア・リーグ地区シリーズのレイズ戦を前に、シーズン本番はプレーオフに入ってからだと語り、意気込みを示した。MLB公式サイトが伝えている。

ジャッジによると、レギュラーシーズン最後の10試合は、タイミングをうまく合わせるための調整だったという。その同選手は9月29日に行われたワイルドカードシリーズのインディアンス戦で、ア・リーグのサイ・ヤング賞有力候補シェーン・ビーバー投手から2ランを放ってみせた。右ふくらはぎを痛めた8月11日以来の本塁打だった。

ジャッジは4日、「僕にとって、レギュラーシーズンは春季キャンプみたいなもの。プレーオフこそが本番だ」とコメント。「ホームランを打とうと焦ることはなかった。ポストシーズンになれば、僕の準備は整う」と、自分の力は必要な時になれば戻ってくると考えていたと明かした。

地区シリーズのスタートまでにやるべきことは山ほどあるとしながら、「僕らはそのことにワクワクしているよ」とも語ったジャッジ。ポストシーズンではプレッシャーのかかる状況がいくらでも出てくるとしつつ、「プレッシャーを感じるのも特権だね」と胸を張った。