ブレーブスが2戦連続で相手をシャットアウトし、ポストシーズンにおける零封記録を球団最多の「4」とした。ブライアン・スニトカー監督らが喜びの声を上げている。

ブレーブスは、カイル・ライト投手(25)が6回を3安打無失点、3四死球、キャリア最多の7三振と快投。継投陣も含めて5安打しか許さず、3連勝で19年ぶりの地区シリーズ突破を決めた。

ポストシーズン開幕から5試合での4完封は、1905年のジャイアンツと並ぶ記録。レギュラーシーズンでは防御率4・41でメジャー30球団中15位だったが、ポストシーズンではここまで0・92で16球団中トップにつけている。

スニトカー監督は「彼らがマウンドで見せてくれた仕事には、度肝を抜かれたと言ってもいい」と、投手陣の奮闘をたたえた。9月25日以来の登板ながらキレのある投球を披露したライトは「これほど多くの三振を奪えて、すごくいい気分」と喜び、トラビス・ダーノー捕手は「楽しんでるよ。とにかく彼らがやってくれてるからね」と語った。(AP)