レイズは途中出場のマイク・ブロッソー一塁手が値千金の勝ち越しソロアーチを放ち、12年ぶりのア・リーグ優勝決定戦(ALCS)進出を果たした。

ブロッソーは同点の8回にヤンキース守護神アロルディス・チャプマン投手の速球をとらえてレフトスタンドへ。チャプマンとは9月1日の対戦で160キロ超えの速球を頭部付近に投げられたことで両軍が乱闘寸前となる因縁があったが、当人は「(今日の1発は)リベンジではない。あれは過去のこと。自分たちはこのシリーズに勝つためにここに来た。前進して、ベストを尽くすためだ」と語った。

ALCSでは昨年の地区シリーズで敗れたアストロズとの対戦になるレイズ。ブロッソーは「去年はやられたから、また対戦できるのはうれしいね」と、こちらはリベンジを誓っていた。(AP)