ヤンキースは9日、ア・リーグ地区シリーズ第5戦に1-2で敗れ、優勝決定シリーズに駒を進めることなく2020年ポストシーズンから姿を消した。

就任から3季連続でワールドシリーズ制覇の目標に届かなかったアーロン・ブーン監督は、試合後のロッカールームの雰囲気を「心の痛みと、お互いをいたわる親密さがそこかしこにあった」と表現。「共に戦い、成功も敗退も経験してきたが、そのことがチームの絆をより強くし、これからなお一層ハングリーな気持ちにしてくれると願っている」と語った。

今季のア・リーグ本塁打王のタイトルを獲得したルーク・ボイト一塁手(29)は、3年連続でポストシーズン敗退を味わう気分を「最低」と吐露。「この感情を、今後行うすべてのトレーニングや打撃練習へのモチベーションにして、春季キャンプに備えたい」と誓った。(AP)