今季からツインズでプレーする前田健太投手が、ドジャース時代から目覚ましい成長を遂げ、来季ローテーションで中核の1人になるとみられている。

前田は新天地でのレギュラーシーズンでは、66回2/3を投げて、死球と暴投はゼロ。わずか10四球という内容で、与四球率は1・35と両リーグの先発投手で4番目の好成績だった。

ツインズ専門ニュースサイト「ツインズ・デイリー」は、「ドジャースでのここ2シーズンは与四球率3・0と至って平凡。ドジャースが放出に踏み切った理由の1つかもしれない」としたが、キャリアを通してこれまでに死球は27イニングに1回、暴投は39イニングに1回を記録していたにもかかわらず今季は一度もなかったことも踏まえ、「2020年の前田は最初から最後までマウンドで素晴らしい投球を見せた」と称賛した。