背部の痛みを訴えて先発登板を回避したドジャースの左腕クレイトン・カーショー(32)について、デーブ・ロバーツ監督は現段階で復帰の見込みが立っていないことを明らかにした。

カーショーは13日のナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で先発予定だったが、背部痛によりマウンドに立てず。ロバーツ監督によると、同投手が最初に痛みを訴えたのは10日で、その後徐々に回復を見せてきたものの、13日朝の時点で「本人およびわれわれが望んでいた状態まで完全には戻っていない」ことが明らかになったという。

ロバーツ監督は「日々様子を見ていくことになるので、最短でいつ投げられるかという話はあまり口にしたくない」とコメント。復帰のめどについて「分からない」と話した。

サイ・ヤング賞3度受賞を誇るカーショーは今季開幕戦で先発する予定だったが、腰の張りによりこれがかなわず。それでも早期に復帰を果たすと10試合に先発して6勝2敗、防御率2・16と好成績を残してドジャースの躍進に貢献し、ポストシーズンでもここまで2勝無敗としていた。(AP)