アストロズがカルロス・コレア内野手(26)のサヨナラ本塁打で劇的な勝利を飾った。

3-3の9回1死、レイズの4番手アンダーソンの直球を捉え、中堅越えへ運んだ。8回に同点に追いつかれ、1点を争う緊迫した展開となったが、9回に派手な1発で試合にケリをつけた。

ベンチから一斉に飛び出した同僚達がホームベースで待ち受ける中、コレアはバスケットボールのシュートのようにヘルメットを投げ、歓喜の輪の中でもみくちゃになった。その後、ベーカー監督と抱き合い、喜びを分かち合った。

数秒間、コレアと固い抱擁を交わした同監督は試合後、「非常に大きかった。感激しているし、うれしいね。全体的に素晴らしい試合だった」と選手のプレーをたたえた。

今シリーズはレイズの3連勝でスタート。一気に王手をかけられたが、アストロズは土壇場から2連勝で盛り返した。ベーカー監督は「明日が非常に大事」と、第6戦へ目を向けた。