ホワイトソックスのホセ・アブレイユ内野手(33)が15日、米スポーツ専門サイト「スポーティングニュース」が実施した選手間投票で今季最優秀選手に選出され、喜びの言葉を残した。MLB公式サイトが伝えた。

アブレイユは今季レギュラーシーズンで19本塁打、メジャー最多の60打点を叩き出し、打率3割1分7厘をマーク。2008年以来となるホワイトソックスのポストシーズン進出に大きな役割を果たした。76安打、長打率6割1分7厘という数字は、ア・リーグトップだった。

ア・リーグで1シーズンにおいて安打数と打点の両方でトップを記録した選手が出たのは、アブレイユが史上4人目で1979年以来の快挙。同選手は声明で「この賞は自分にとっても、家族やホワイトソックスにとっても非常に特別なものなので、受賞できて誇りに思う。仲間たちからの投票ということで、本当に意味深いし謙虚な気持ちになる。まったくの驚きだったが、とても嬉しい」と語った。

なお、同サイトが主催した幹部間投票では、同じホワイトソックスのリック・ハーンGMが年間最優秀エグゼクティブに選出されている。