ドジャース先発のウォーカー・ビューラー投手が、6回で7安打を許しながらも無失点に抑え、ポストシーズン1勝目(0敗)を挙げた。

指にマメを作りながらもストライク先行の投球。2回には3連打で無死満塁のピンチに陥りながらも、2連続三振と内野ゴロで乗り切った。

同投手は試合後、絶体絶命の状況でその時ほど冷静でいられたことは今まで無かったとし、オースティン・バーンズ捕手の好リードと、過去の数々の経験を理由に挙げた。

「これまでああいう場面で失敗してきたが、もう過去の失敗におびえることは無い」と同投手はコメント。「経験を重ねることによって、落ち着いていられるようになった」と述べた。

この日勝利につながる本塁打を放ったジャスティン・ターナー三塁手は、ビューラーについて「マウンドでの存在感が半端なかった」と振り返った。(AP)