今オフにツインズからフリーエージェントとなる40歳の指名打者ネルソン・クルーズが2年契約を希望していると、ツインズの地元紙ミネアポリス・スタートリビューンが報じている。

今季のクルーズはシーズン終盤にひざを痛めたものの、全60試合のうち53試合に出場。打率3割3厘、16本塁打、33打点をマークしてツインズの地区優勝に貢献した。同紙によるとツインズはクルーズを引き止めたい意向だという。

また同紙は、クルーズが今季は新型コロナウイルスの影響でナ・リーグにも導入された指名打者(DH)制が来季も同様に適用されるかどうかの決定を待つことになるかもしれないと指摘している。

もし従来どおりア・リーグのみに戻った場合は、ここ2年はDH専任で守備に就いていないクルーズにとっては選択肢が減ることになる。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はクルーズが希望する「勝てるチーム」という条件を加味すると、今季在籍したツインズ以外ではホワイトソックス、ブルージェイズが候補になると伝えている。