MLBは24日、ことしのマリアノ・リベラ・アメリカン・リーグ最優秀救援投手にアスレチックスの右腕リアム・ヘンドリクス投手(31)を選出。トレバー・ホフマン・ナショナル・リーグ最優秀救援投手にはブルワーズの右腕デビン・ウィリアムズ投手(26)を選出したと発表した。

ヘンドリクスはレギュラーシーズンの24試合に登板して25回1/3を投げ、3勝1敗、14セーブ、防御率1・78をマーク。ポストシーズンは3試合に登板して防御率3・18だった。昨年の同賞では、受賞したアロルディス・チャップマン投手(ヤンキース)の次点だった。

ウィリアムズは今季22試合に登板し、4勝1敗、防御率0・33をマーク。8月14日から9月11日までの間は対戦した31人の打者を連続で被安打ゼロに封じた。セーブ数ゼロで最優秀救援投手に選出されたのは、両リーグを通じて史上初。

MLB公式ウェブサイトによると、ヘンドリクスは、「守ってくれたチームメート、助言を送ってくれたブルペンの仲間たち、私を信じてくれたコーチングスタッフ、アスレチックスの球団全体に感謝したい」と述べた。

また、ウィリアムズは、「監督、コーチ、チームメートのサポートとファンのリモート応援に感謝する」と述べ、ブルワーズでは昨年まで2年連続受賞のジョシュ・ヘーダー投手に続き3年連続受賞となったことも喜んだ。